彼の気持ちもわかるが…

決断に悩んだ日々を超えて

彼の気持ちはよくわかるのですが、私は女性として自分の将来設計は少なからず持っていました。子供も近い将来必ず欲しいと思っているし、仕事も続けていきたいと考えていました。そんなお互いの価値観のぶつかり合いで、途中何度も喧嘩をして破局寸前になりました。もうこれ以上先の見えない付き合いを続けられないと思ったこともありました。

 

こんな混沌とした日々を送っていた矢先、彼の方から急に呼び出しの電話がありました。
改まってなんだろう…。と私は不安になりました。もしかしたら、彼の方から別れを告げられるかもしれない、最近私は会うたびに結婚を急かすようなことばかり彼に言ってしまってうんざりされていました。こういうことをしてしまうのは逆効果だと思いながらも、長年の蓄積された不安や不満が爆発してしまっていたのでした。

 

彼はしばらく間をおいてから、「今から大事な話をするよ。今、バイトをしているコンビニだけど、オーナーの方から正社員として採用してもいいっていってもらっているところなんだ。芸人の道もそろそろ見切りをつけてまっとうな道を歩もうかなって思ってる。今までちゃらんぽらんであったけど、こうして仕事もきちんとやっていく決意ができたからどうか僕と結婚してほしい。」と言いました。

 

私は、それを聞いたときとても複雑な気持ちになりました。彼が私との結婚のために、堅実な道を選んでくれたことはとても有難く想いが伝わってきました。しかし、今まで一番大事にしてきた彼の長年の夢であるお笑いで成功するということをこの場面で諦めてしまうことには本当に抵抗がありました。私と結婚する代わりにお笑いの道は諦めるということになるのです。彼の夢よりも大きな存在でよいのかどうか本当に悩みました。

 

そして、私は彼が決断してくれたように私も確固たる決意を持って彼に自分の思いを告げました。「私と結婚してくれるために色々と将来設計してくれてとても嬉しいです。でも、まだまだお笑いの道を捨ててしまうのはもったいない気がする。期限付きでもいいからもう少し努力して両立してみたらどうかと。私も少なからず支えになるよう努力するから一緒に夢を追いかけよう。」と。

 

彼は私の話を涙を溜めて聞いてうなずきました。私たちはこれから夫婦2人で一緒に夢に向かって歩んでいくことになりました。色々と現実的な問題で右往左往してしまうと思いますが、2人で覚悟をもって決めた結婚なのでどんな困難も一緒に乗り越えていけると思っています。

 

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