いろんなことがあったけど

過去の異性関係はきっちり清算!

婚活中です、というと、
「そうか……ということは、今『フリー』なんだな」
と理解されるのが普通ですが、実は「そうとも限らない」のが現実のコワイところです。

 

今から何年も前のことですが、忘れられない話が二つあります。

 

父方の三歳下の従弟が、結婚相談所でとある女性を紹介されました。
二十代後半のその女性は、会社の受付嬢をしているというだけあって、なかなかの美人。
最初に会ったときの印象もおたがい悪くなかったようで、交際がスタートしました。

 

従弟は小さいころから学校の勉強は良く出来たのですが、女性に対しては奥手なタイプ。
大学院を卒業して社会人となってからは、ますます女性と接する機会が減り、このままではいけないと結婚相談所に登録。
登録して一発目に紹介されたのがその女性だったそうです。

 

正直なところ、最初のお見合いでうまくいくとは思ってもみなかったとのことですが、その女性は奥手の従弟を上手にリードしてくれるタイプだった様子。
トントン拍子に話が進み、結納の日取りを決めようか、という段階に来たところで、思いがけないことが起こりました。

 

女性の、過去の恋人が現れたのです。

 

いえ、「過去の」ではなかったかも知れません。
その恋人というのは、四十がらみの既婚男性。
女性とは社内不倫状態にあったとのこと。

 

彼女が会社を辞めて結婚するかも知れないと聞きつけて慌てたのでしょう。
「妻とは別れるから」
などと言い出し、女性に復縁を迫りました。
女性のほうは、彼との先の見えない恋愛に疲れ切っていたようです。
不倫関係を清算して、自分も人並みに幸せな家庭を……と願い、結婚相談所に登録したものだと思われます。

 

男性から、「一度会って話がしたい」と言われた従弟は、その男性と二人で会ったそうです。
会ってみて、
「こいつは離婚なんかできないな」
と感じたそうですが、結局、女性との縁談は白紙に戻してしまいました。
どちらかと言えば、妻と離婚することも女性との不倫関係を解消することもできない、見るからに「だめんず」な男性よりも、男性との関係を完全に清算しないまま、何食わぬ顔をして結婚しようとしていた女性の方に腹が立ったそうです。

 

「あんなキズモノを紹介するなんて」
と叔母たちは相談所にも腹を立てていましたが、言ってみれば、相談所の方だって被害者です。登録者の身辺をいちいち探偵を雇って調査するわけではありません。いちおう「独身証明書」なるものの提出は義務付けているようですが。

 

何とも後味の悪い話ですが、この経験で免疫?を付けた従弟がその後もめげずに婚活に励み、無事に結婚できたのが身内としては何よりの救いでした。

 

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